お金がない休日をCITY BOOKと過ごしてみる。

CITY BOOK OF BERLIN (P-Vine Books)

CITY BOOK OF BERLIN (P-Vine Books)

あの憎き(?)8/31も乗り越えたことでようやく夏も終わり、今日から秋か!と思いきや、そんなことはなくあまりの猛暑っぷりに市場調査の予定はキャンセル。というか、そもそもびっくりするくらい金欠だし、この暑いのに市場調査で試着するのは…と思い、去年買ってBLESSのインタビューだけ読んで放置していた「CITY BOOK OF BERLIN」を読みふけっておりました。

中学校のときに、長崎のセレクトショップでVON SONO(後にベルリンからロンドンに活動の場を移し、現在はブランド休止中)と出会ってからドイツという国が気になり始めて、探っていくとドイツの中でもモードブランドの活動拠点であるベルリンに辿り着いて、そこからどんどんハマっていって…という感じで自分の中でBerlinはずっと憧れている都市。自分のファッションのルーツもBerlin Modeやドイツ出身のBLESSにあると思っているし、20代半ばまでに行かないといけないような使命感もあったりするわけで。

で、そんな人がこの本を読んで面白くないと感じるわけがないわけで、大変楽しく読ませていただきました。最初は経済状況や物価、気候やおすすめの周り方などオーソドックスな作りになっているんだけど、その後の地区・スポット紹介のところの合間合間に挟まれる在住クリエイターのインタビューが良くて、そのおかげで他のガイド本よりスポットを魅力的に紹介できていると思う。インタビューにBerlinの魅力が凝縮されているような感じが良かった。メンツもBLESS、花代、Haw-lin、LODOWN…と素敵。

P-Vine BOOKS(SPACE SHOWER BOOKS)のガイド本はBROOKLYN NEIGHBORHOOD -NYローカル・ガイド-の方も持ってるけど、こっちも面白いから次に違う都市が出たらまた買ってみたいなーと。(BROOKLYNと違って、BERLINは広域を紹介してる構成は違うんだけど、どっちも面白いから信頼できる)

しかし、久々にガイド本読んだけど、これ読み終わった後にいろいろ楽しみがあるから良いんだよなー。ちょっとGoogle先生とネットサーフィンしてきます…!